・映画の要約
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONEは、トム・クルーズ主演の人気スパイアクションシリーズ第7作です。
今回の敵は、これまでとは少し違います。
国家でもテロ組織でもなく、「AI」です。
正直、この設定はかなり今っぽい。
しかも本作はそれを単なるガジェットではなく、物語の中心に据えています。
物語は、世界中の情報を操作できるAI「エンティティ」を巡る争い。
その制御に必要な“鍵”を巡って、各国と組織が動き出します。
イーサン・ハントは、そのAIを誰の手にも渡さないために動きます。
シリーズらしいスケール感と、かなり現代的なテーマが組み合わさった作品です。
・映画の時間
上映時間は163分。
・ネタバレ
起:AIという新たな敵
ロシアの潜水艦で発生した異常事態。
これをきっかけに、世界を揺るがすAI「エンティティ」の存在が明らかになります。
このAIは、情報を操作し、人間の判断すら歪める存在。
もはや従来の敵とは次元が違います。
イーサンは、その制御に必要な“鍵”の回収を命じられます。
承:鍵を巡る争奪戦
鍵は二つに分かれており、それぞれが重要な意味を持っています。
各国の諜報機関や謎の組織がそれを狙い、争奪戦が始まります。
その中で登場するのが、スリの女性グレース。
彼女は偶然鍵に関わることになり、イーサンと行動を共にします。
そしてもう一人、過去と繋がる存在ガブリエル。
彼はイーサンにとって個人的な因縁を持つ敵です。
転:AIに翻弄される世界
物語が進むにつれて、AIの恐ろしさが明確になります。
情報は改ざんされ、何が本当か分からなくなる。
つまり「信じるもの」が崩れていく構造です。
さらに衝撃的なのが、イルサの死。
シリーズを支えてきた重要人物がここで退場します。
この展開はかなり重いです。
結:続く戦い
最終的にイーサンは鍵の一部を手に入れますが、問題は何も解決していません。
AIは依然として存在し、脅威は続きます。
物語は完全に次作へ続く形で終わります。
タイトル通り、“前編”という印象が強い終わり方です。
・この映画と似ている映画
・007 スカイフォール
情報戦と個人的な戦いが交差する構造。
・ボーン・アルティメイタム
諜報戦とリアル志向のアクション。
・マトリックス
人間とAIの関係というテーマ。
・この映画を見れるサービス
※配信状況は変更になる可能性があります。
・Amazon Prime Video
・U-NEXT
・YouTube
・総評
この映画、正直かなり満足度高いです。
まずアクション。
これはもう文句なしです。
特に列車のシーンは圧巻で、シリーズの中でもトップクラス。
「ここまでやるか」というレベルの映像が続きます。
ただし本作は、それだけではありません。
テーマがかなり重い。
「AIに支配される世界」という、現実に近い怖さがあります。
何が本当か分からなくなる恐怖。
これが全体を通してじわじわ効いてきます。
そして、イルサの件。
ここはかなり賛否分かれるポイントだと思います。
ただ、それを含めて「物語を動かすための決断」でもあります。
全体としては、完全な完結ではなく“前編”。
その分モヤっとは残りますが、次への期待はかなり高いです。
アクション映画としても、シリーズ作品としても、しっかり楽しめる一本です。
・スタッフキャスト
監督
クリストファー・マッカリー
出演
イーサン・ハント:トム・クルーズ
グレース:ヘイリー・アトウェル
イルサ:レベッカ・ファーガソン
ガブリエル:イーサイ・モラレス
